ラウンドタワー ラウンドタワー 旧証券取引所 救世主教会 クリスチャンスボー宮殿 市庁舎
トップへデンマークバナ

ラウンドタワー

 ストロイエのアマー広場から横道のケプマー通りに入り、少しカーブした道なりに北西方向へしばらく歩いて行くと見えてくる(写真右)、煉瓦造りの風変わりな円筒の建物(写真下)。これも建築王クリスチャン4世の命により、ヨーロッパ初の天文観測所として着工され1642年に完成したもので、高さが約35mある。建物の中には、階段ではなくて螺旋になった200mの通路がぐるぐる廻っていて、かつてロシアのピョートル大帝とエカテリーナ妃がそうしたように、馬や馬車で上まで駆け登ることができるんだ。勿論現代の4WD車等でも充分可能だろうけど、一般車両が入場することはできないよ。この螺旋通路、日の差している方は明るいけど、反対側は結構薄暗くて中世の趣があるというもの。レンガ舗装になっているので少しデコボコだけど、とても綺麗に、そして緻密に造られているのが分かる。入口横でチケットを買って中に入るとそれしかない薄暗い上りの通路。とりあえず歩き始めると、すぐに隣接する教会への入口がある。この細長いゴシック教会、鍵のかかったドアに張り付いて覗いてみたところによると、今も使われているみたいだけど、どうも観光客への公開はしていないらしい。さらに上を目指して歩いていくと、運動不足のえぞりすだからか結構息が切れてくるもんだ。気のせいか若干目も回る。やがて通路は最上部の2階程下で終点となり、そこからは階段で上がることに。もう一頑張りして、急な階段を昇りきったところの小さな扉を出てみると、そこが屋上になっていた。



 かつて天文観測が行われ、現在は展望台となっているこの屋上からの眺めは素晴らしい。コペンハーゲンの市内を360度ほとんど遮るもの無く見ることができる。よく晴れた日にはエアスンド海峡を挟んでスウェーデンまで見通せるんだ。それに非常に安定感のある屋上なので、高いところが駄目なえぞりすも安心できたよ。


(C)2002 K.Uga This page is Japanese only