スペイン広場放浪記
- in ローマ
- イタリア
ベルニーニの手による舟形噴水が据えられた広場は、かつて隣にスペインの大使館があったことからこう呼ばれてるんだそうな。
広場から階段を見上げた時に中央最上部に見える、対の鐘楼が特徴的な建物は「トリニタ・ディ・モンティ教会」。16世紀初頭から100年かかって完成した、カトリック巡礼地の1つ。前にあるオベリスクはポポロ広場と同じく巡礼の道標として、法王ピウス6世が建てたもので、次の巡礼地サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂のオベリスクがよく見える場所だ。ここは当初崖の上だったので、近づくためには結構な苦労が必要だったとか。それでは大変だろうと137段の階段が出来たのは18世紀中頃。正式名称「トリニタ・ディ・モンティ教会の階段」は、今ではほとんどの人がスペイン階段と呼んでいるみたい。向かって右側、ベージュの建物は詩人キーツ・シェリーの記念館。界隈は彼のようなヨーロッパの文化人が好んで集い、高級店が軒を連ねた19世紀を経て、このヘップバーンが降りるために造られたような優雅なデザインの佇まいも、今では世界中の観光客のベンチ代わり。ってなわけで汚れが目立って飲食禁止のお達しも出されたようだ。ジェラート食いながらデートなんてとんでもない... だった。
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