Home > ローマ > サンタ・マリア・イン・コスメディン教会
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会放浪記
- in ローマ
- イタリア
教会の名前やその外観では全然ピンとこなくても、嘘つきは手をかじられるって噂の「真実の口」があるといえば分かる人も多いかと思う。
このあたりはローマ時代、幹線道やテヴェレ川の水運を利用した市場として栄えた場所。その中心だったボッカ・デラ広場(真実の口広場)には、ローマでは最も古いヘラクレスに捧げられた円形神殿(写真下・一般的にはヴィスタ神殿と言われる)なんかが残っている。
そのためか、このサンタ・マリア・イン・コスメディン教会も、6世紀にはすでに原型が同じ場所にあったらしい。コスメディンとはあの化粧を指すコスメと同じくギリシャ語源で「装飾」の意。今は鐘楼が特徴的なだけで、外も中(写真下)も質素な教会だけど、かつてはずいぶん飾り付けがあったらしく、僅かながらそれをうかがわせる壁画の断片を見ることが出来る。
世界中から観光客が手を突っ込みにやってくる「真実の口」は、入口柱廊部の左奥に飾られており、この日も長蛇の列(写真下)。皆さん美しいデザインの教会内部には目もくれず、手を突っ込んで写真を撮ればそのままサヨウナラ。お陰様でお口の周りはツルツルだ。1632年に外壁からほじくり出されたこの円形の石盤。かつては海神トリトンか川の神を彫り込んだ井戸又は下水道の蓋だったものを、教会建築時に石材として使ったのではと言われてはいるものの、真実を知る人はいない。それを説教で戒めの道具として利用したために、今の伝説が生まれたのだろうけど。とはいえ、もし映画「ローマの休日」に登場しなければ、ひょっとしてお口周りはこれほどピカピカにならなかったかも。

えぞりすの結論=女性は過度の厚化粧して手を突っ込むと危険かもしれない(謎)。
この記事へのメッセージ:0
Trackbacks:0
- この場所へのトラックバック用アドレスです
- /139
- Feeds
- 地球放浪記検索
- 旅行タグ
-
- Chester
- Czech
- アウグストゥス
- アショカ王
- アブシンベル
- アルヒ
- アレクサンダー大王
- アレクサンドリア
- イギリス
- イタリア
- イングランド
- インド
- インド門
- インヴァネス
- ウランバートル
- エジプト
- エレファンタ
- カトリック
- キリスト教
- グラスゴー
- ゲル
- コロレヴ島
- サン・ジミニャーノ
- シヴァ神
- ジャイプール
- ジャイ・シン2世
- スコットランド
- チェコ
- チェスキー・クルムロフ
- チェスター
- デリー
- トスカーナ
- トレッキング
- ハイランド
- ハメンリンナ
- ヒンドゥー教
- ビーチ
- ピラミッド
- ピンク・シティ
- フィジー
- フィンランド
- ヘルシンキ
- ベルニーニ
- マハラジャ
- ミケランジェロ
- ミラノ
- ムッソリーニ
- ムンバイ
- モラヴィア
- モルダウ
- モンゴル
- ラムセス2世
- リゾート
- レストラン
- ローゼンベルグ家
- ローマ
- ヴァナヤヴェシ湖
- ヴィットリオ・エマヌエーレ2世
- 世界遺産
- 世界7不思議
- 中世
- 仏教
- 公園
- 博物館
- 噴水
- 塔
- 大聖堂
- 宮殿
- 広場
- 教会
- 海外旅行
- 石像
- 神殿
- 草原
- 要塞
- 遺跡
- 馬