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サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂放浪記
- in ローマ
- イタリア



ある貴族夫婦の望みは跡継ぎが生まれること。352年の夏の夜、夫婦と教皇リベリウスの夢まくらにマリア様が立ち、雪の降った場所に教会を建てれば望みはかなうと告げた。8月5日の朝に真夏降雪の奇跡が起きて、その場所にマリア様を祀った聖堂が建てられたんだそうな。それがこのサンタ・マリア・マッジョーレ教会の由来だ。教皇シクストゥス3世が431年のエフェソス公会議(マリア様を神の母とした有名な会議)の結果を受けて、元々の場所から少し離れた場所に現在の建物の原形を建て直した。その後、15世紀の改修で鐘楼が、18世紀の改修で正面ファザードが付け加えられて現在の姿になったようだ。正面広場の大きな円柱(写真左)はフォロ・ロマーノ内のマクセンティウス帝バシリカにあったもので、17世紀にマリア様に捧げて移設された。裏側にもエスクイリーノ広場(写真下)があって、やはり巨大な巡礼用オベリスクが建つ。ローマ4大聖堂の1つだけあって、内部は目を見張るばかりの美しさ。天井の金はコロンブスがアメリカ大陸から持ち帰った最初のものを使用したといわれており、5世紀建立当初から残るモザイクやシスティーナ礼拝堂など、必見の装飾だらけ。主祭壇には、ベツレヘムでキリストが誕生の際に寝かされたと伝えられるカイバ桶の小木片が収められ、毎月25日には公開されている。サン・ピエトロ寺院よりさらにキリスト教らしい芸術に触れることが出来る教会だと思う。
この記事へのメッセージ:1
- Anonymous 2012年5月14日 14:41
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