パラオの風土          

パラオ放浪記録バナートップへ
空から見たパラオ

 日本からジェット機でヴァム島まで3時間。さらにそこから南へ約2時間。 フィリピンのはるか東、オーストラリアの北にある、南北800キロに渡り300以上の小さな島々が集まった国、パラオ共和国(Republic of Palau)。1年の平均気温が30度前後の典型的な海洋性熱帯気候で、年中花咲き乱れ、熱帯の楽園って言葉がぴったり。実際、首都のあるコロール(KOROR)島を中心にしたいくつかの島々は有名なリゾート地になっていて、世界中、特にアジア先進地域から、年間を通じて沢山の観光客が訪れる。てなわけで、喧騒に充ち満ちた日本に疲れ切ったえぞりすは、ちょいと息抜きに出かけてみたんだ。

パラオ松島Aパラオ松島Bパラオ松島C
浮かぶ島A浮かぶ島B浮かぶ島C

 マラカル(Malakal)島の船着き場からレジャーボートで約30分走ると、小さな島々が、いったい幾つあるのかと思うぐらい点在してるところへ出る。ここはロック・アイランズ(Rock Islands)と呼ばれていて、ほとんどの島が太古の火山活動でできたらしい。戦前、日本人はパラオ松島と呼んだとか。けど、あの松島より、島の数も美しさも数段上を行くんだなあ。
 島はほとんどは無人島。下の写真の様に、海に接するところが侵食で削られたようになってる。そのせいか、少し離れて見ると、上みたいに島が海から少し浮き上がっているような錯覚を起こすんだ。天気が芳しくなくて残念無念。

島の根元A島の根元B島の根元C

 この海に憧れてわざわざ訪れる人は多いんだって。特にダイビング目当ての日本人が・・・。えぞりすはダイビングできないので、名物?の半潜水式ボート「セミ・サブマリン」で海中散歩とシャレ込んでみる。潜ってみると、いやはや。熱帯魚の数に驚くばかり。ウミガメや1メートル級の巨大ナマコ(汗)もいっぱいいるんだよ。「セミ・サブマリン」のあとは、熱帯魚スポットにボートを留めてもらってシュノーケリング。海面に浮いて海の中を眺めているだけでも、スゴイ数の魚が手に届くところで泳いでいるのを楽しめる。ただ残念なことに、年々汚れてきてるってのはここも例外ではないらしい。
シュノーケリングに興じる人A シュノーケリングに興じる人B
下左写真のように珊瑚が死滅して砂漠のような海底が延々と続くところも多いんだ。きれいな場所でさえも珊瑚を食い殺す鬼ヒトデをあちこちで見かけたよ。えぞりすはこの憎きヒトデ野郎を素手で捕まえて陸に捨ててやろうと思ったんだけど、うまくいかなかった・・・トゲに猛毒があるってのは後で知った事・・・偶然ながら命拾い。
海の底A 海の底B 海の底C
珊瑚

 そんなわけで、最近では環境保護にも積極的。ウミガメ(鼈甲)はもちろんのこと、貝やサンゴを取ったり傷つけることは一切ご法度だよ。ダイビングで海に入る時や、キャンプする場合も許可証を取らないと駄目。貴重な自然を少しでも守るためにも当然なことだと思うけどね。・・・
 それにしても、香港の人らしき団体が、昼食に上陸した小島でいきなりカラオケ大会を始めるのには参った・・・・・・こんなところまででっかい機械持って来るなよお・・・ああっ、ポータブル発電機までぇ(T。T;) ・・・かくして、貴重な南の島の1日は過ぎていくのであった。。。
ロックアイランズから外海を望むA ロックアイランズから外海を望むB ロックアイランズから外海を望むC
パラオ放浪記録バナートップへ

(C)1998 K.Uga