

インヴァネス城放浪記
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- UK スコットランド
6世紀、このあたりにキリスト教の布教のために訪れた聖コロンバが、近くのネス湖で怪獣に襲われたとの言い伝えがある。もちろんこれがネッシー伝説の始まり。当時のインヴァネスは未開の場所で、毛皮や魚を捕る人々がパラパラと暮らすだけだったらしい。それから600年経って、デイヴィッド1世がこのインヴァネス城の前身を築いたのが、街として発展するきっかけだったようだ。
街のどこからでも見上げられるこのお城、現在の形になったのは1835年。12年をかけて造り上げられたとか。現在は裁判所だけど、裏に博物館とアトラクションがあるので訪れる観光客も多いようだ。まあ、一般的にはネス湖とここぐらいしか見るとこないからなあ...... 坂をヒーヒー言いながら登って、たどり着いた正面入口前の広場にあるのは、フローラ・マクドナルドの像。この人は、かつてイングランドとの抗争でここに潜んでいたスコットランド王子チャールズ・エドワードが逃亡する際に手助けをした女性で、その功績を称えてのものらしい。ポーズはそっと敵状を探るところを現したようで、フォークダンスの練習とは違う。で、えぞりす的お勧めは、このフローラさんもやっている綺麗な街並みを眺めること。到着したら先ず最初に、「どこに行こうかな」とか考えながら、とりあえず街が一望できるここへ来てボッとするのがよいかも。近くで一番目立つのは1866年に完成した下の聖アンドリュー大聖堂だ。
インヴァネスとは"ネス川の河口"という意味。自然豊かだし、スコットランドの歴史も味わえるし、怪獣探し?もできるし、ノンビリするにはよい所。もちろん、名物のスコッチウイスキー探しも忘れないでね。
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